タカラジェンヌを育てる宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)の卒業式が14日あった。第108期生38人が2年間の学びを終え、あこがれの舞台への第一歩を踏み出した。
108期生は2020年春に競争率21・3倍の難関を突破して入学を決めたが、新型コロナの影響で入学式は6月にずれ込んだ。コロナ禍が続く中で行事が中止や変更になりながらも、演劇や声楽、バレエなどの稽古に励み、今月11~13日の文化祭で学びの成果を披露した。
卒業式で中西達也校長は「皆さんは学生時代にこれまでとは違うたくさんの経験をしてきた。『私たちだからこそできる』との思いで無限の可能性をいかし、大いにチャレンジしてほしい」と激励した。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル